子どもも楽しめる鉄道模型走行会とは

すれ違い

現在は子供が楽しめるメディアが発達して、場合によってはずっと家に籠ってゲームばかりしているという子供が増えています。
数ある娯楽の中から時間のかかる鉄道模型を作ってみたいという子供は少ないかもしれません。それでもきっかけさえ与えてあげれば、鉄道模型の魅力に気づく子供は多いはずです。
そのきっかけが、「実際に模型が走っている所を見てみること」です。

昨今では鉄道模型をただ作るだけではなく、各地域で様々なイベントが開催されています。特に地域自治体主導で開催されるプラレール博などは従来の「展示ゾーン」だけではなく、家族連れを想定して子供も楽しめるような「ちびっこ広場」があったりします。
そんなプラレール博と同じように、鉄道模型の走行会の方も、最近は子供も楽しめるように工夫されている場所が多いのです。

場所によっては無料で参加できるものや、大人が付いて簡単な工作を手伝ってくれる場所もあります。持ち込みOKの走行会の多くは小学校中学年から参加が可能で、走行補助者がいれば幼い子供でも模型を走らせることができます。たまに大学の研究部主導の走行会なども行われることがあり、鉄道好きの中学生・高校生であれば大学生という比較的年齢の近い相手と趣味について思いきり語り合える、貴重な場になるのではないでしょうか。また大学生と繋がりを作っておくことで、進路の相談に乗ってもらえたり、今まで趣味でやってきたものを「研究部」でより深めることができると気づき、より鉄道の魅力にのめり込むかもしれません。

このように子供も参加できるものやイベント性が高いものなど、子どもが気軽に楽しめる走行会が増えてきています。実際に模型が格好良く走るところを見て自分も鉄道模型を作ってみようと思う子供は多いはずです。
あなたに合った走行会を探して、ぜひお子さんと一緒に参加してみて下さい。